自分の仕事観をふりかえる

とにかく、単純作業に時間を縛られるのが苦手である。運転免許の適性検査を受けると、やたらと作業が早い人だと結果がでるが、このように、たまに受ける試験で、ゲーム性のある単純作業はいい。運転免許の適性検査なんて、人生に1回か2回だ。

 

ランダムにそのときだけ発生する単純作業、というものは、楽しいからいいのだが、普段、エクセルをたたくだけの仕事やデータをまとめてどんどんアップする仕事などを延々とするのは、たぶん普通の人の数倍耐えられず、時間が経てば頭がフリーズする。

そんなん、みんな嫌ですよ。という言葉が返ってきそうだが、私の場合、それで100万円もらってもできないのだ。脳が死んでしまう。あるいは、脱線して、ネットサーフィンをしてwikipediaを見はじめてしまう。言語が介在していない仕事じゃないと長期的にできない。

 

なので、言語を扱う仕事、語学を教える、編集する、翻訳するなどが好きな仕事だ。

 

そのほかにも、転職に転職を重ねて研究した結果、どんな軸で選んだ方が、自分の気持ちが楽なのか少し分かってきた気がしている。

 

・会社のホームページに掲載されている従業員が、ラフな格好をしている(絶対にスーツを着たくない)
・面接官がジャケットを着ていない
・上司が仕事の過程でマイクロマネジメントをしない
・雑談がおもしろい(営業成績の数字を雑談でするような会社は向いていない)
・遅刻しても怒られない(コアタイムのないフレックスがよい)
・新しい企画ができる(実現するかどうかは別として、アイディアを出す仕事が向いている)
・趣味の場合は、一人で書いたり編集したり翻訳したいが、仕事はなるべく、ライターやイラストレーターなどと複数でやるほうが、仕事が早く終わるから好き。あと、意見をもらえるのは、共同でやってる感じがして楽しい。

 

これに加えて、最近、あぁ、これは重要だと思ったのが、「大きな声を出さなくていいこと」だ。めちゃめちゃ声をはって、挨拶したり、がやがやした席でお酒を飲んで、上司を持ち上げる会話をするのが、本当に苦手だ。家に帰って、ツイッターを見てる方がましである。

2021年冬のはじめの時点での仕事観はこんな感じだ。また、今後気づいたことが出てくるかもしれない。